ブログを書く意味はあるのか。

ブログを書く意味はあるのか、少し考えたんだけど。

私自身、他の方の闘病ブログを参考にさせていただいていたりしたから。

そして、他の方のブログであまり取り上げられてない副作用に悩まされたりしたので、参考になる人がいるかもしれないと思ったのが最初。

ウィークリーパクリタキセルで毎週蕁麻疹とかあんまり他のブログでみないよね。
（というか、医者や看護師さんが首かしげてたし（笑））

それだけでも残しとこうかな、と。

重篤な副作用は白血球減少で隔離入院したぐらいで（白目）

いや、白血球減少はよくある副作用だから！よくあっちゃ困る副作用だけど！

なんかこうさ。

うん、たいへんだな、人生。

まとめを文章化してるんだけど、妙に長くなったり、妙に面白おかしくなったり。

文章って本当にむつかしいね。

さて、術後抗がん剤が終わったわけだが

案の定、抗がん剤治療中にブログなんぞやる気分にはなれなかったわけですわ。

時間的にはすごく余裕があって（仕事ほとんどしてないからね）
やろうと思えばできたんだろうけど、なんというか、メンタル的にね。

別にうつ状態にもなってないし、それほど落ち込んだりしてたわけじゃないけど。

身の回りのことすらあまりうまく出来ないような状態が続いたよ。

ダメージはやっぱりうけてるんだなぁって思う。

それから、文章にしようとするとやっぱりビビる。
結論が出ない状態での不安を吐露する事がなかなか出来ない。
これはプライド的な何かが邪魔してるのか、将来に対する不安的な何かが恐怖心になっているのかわからないのだが、とにかく文章にしきれない。

何度か抗がん剤も回数をこなして副作用慣れ（？）みたいな感じになってくると、そういうモヤモヤも消えてドーンと構えられるようになるんだけどね
（実際回数を重ねるごとに副作用は辛くなってきてたが、気持ちは軽くなってきてすごく楽だった）

これから少しずつ抗がん剤やってた時に考えてたこととか、実践したこととかいろいろまとめてみようと思ってる。

仕事もボチボチきちんとしないと、治療費でお金無くなっちゃう(´・ω・｀)

よりにもよって一番お金のかかるハーセプチンタイプの乳がんになっちゃったからね。
しかたないね。

稼ごう！

というわけで、これからちまちまブログ書いていこうかと思ってる。

歯科矯正治療と抗癌剤

４０過ぎてから歯科矯正治療を始めました。

若いころからずっとあこがれていたので、少しの金銭的余裕と時間的余裕を得たのでやっと始めたところでした。

いい矯正歯科医との出会いもありましたし。

差し歯、虫歯治療跡だらけの口腔内でしたが問題なく矯正治療がはじまりました。

矯正専門医・認定医の先生のもとではじめたので、差し歯や虫歯の治療、親知らずの抜歯などは矯正の先生から紹介された歯科医のもとで行っていました。

そんな中での乳癌告知。

針生検の結果HER2陽性で術前にせよ術後にせよ抗癌剤確定。

正直、終わった…と思った。（矯正治療的な意味で）

せっかく始めたのに途中で終了か…もう少し調整したら保定…３ヶ月後くらいかなぁ…という所まで来ていたのに。

そして、実は歯根嚢胞抱えたまま矯正中でした。
矯正治療が終わったところで開けてみて歯を残せるか抜歯するか判断、その後補綴するという予定だったのです。

ということで、まず矯正歯科医に相談。
そして癌の主治医に相談。
歯科医に相談。

で、紆余曲折あったのですが・・・

■抗癌剤中の矯正治療について
癌の主治医の意見；いいよ、別に矯正治療そのままやってても抗癌剤できるよ。
矯正歯科医の意見；中断だね、治療が終わったらまたやろうね。
歯科医の意見；大丈夫大丈夫、問題が出てから対処しても間に合うよ。
→そのままやることに。ただし、様子を見ながら

■手術について
癌の主治医の意見；手術のとき、ワイヤーだけ外して（電子メスが干渉するかも）
矯正歯科医の意見：電子メスとか歯科の手術でも使うけど大丈夫だよ。
歯科医の意見；大丈夫大丈夫
→一応手術のときの２週間ほどワイヤーを外してもらうことに
　利き手側の手術だったため、歯の手入れ（歯間ブラシやフロスなど）がワイヤーさえなければわりと簡単になるので、それも含めて外す選択をしました。

■歯根嚢胞について
矯正歯科医の意見；抜歯しちゃったほうがいいかも。
癌の主治医の意見；歯医者さんにお任せ。
歯科医の意見；大丈夫大丈夫、問題が出てから対処しても間に合うよ。
→歯科医の意見おおらかすぎる（笑）

ちなみに、
矯正歯科医…抗癌剤患者さんなんて扱ったこと無い
癌の主治医…矯正治療中の抗癌剤患者さん経験あり
歯科医…抗がん剤中患者さんの治療経験多数

…という感じで上から年齢（＝医師としての経験）が若く、歯科医の先生はもうおじいちゃん先生です。

ケースバイケースだと思うので、もし矯正治療中に抗癌剤なんてことになったら、ちゃんと先生と相談して治療方針をきめましょう。

ハゲの話

抗癌剤AC療法一回目が終わってすでに４週目。
実は白血球が減りすぎて、さらに熱を出したため緊急入院とかあったので、３週休薬期間のところを追加あと２週休薬するようです。

そんなこんなで今の髪の毛ハゲ状況ですが…。
まぁ、一回目で抜ける分は全て抜け終えて、残りは産毛っぽい細身の毛がまんべんなく残ってる感じ。
円形脱毛とか風にはならずに、全体的に薄毛な感じ。
薄毛とはいえハッキリ言ってハゲであることには変わりない。
例えて言うなら
「斎藤さんだぞ！」のギャグをかまして周りを凍りつかせる程度の破壊力は持っている。

今のところ暑いしめんどくさいから帽子被っただけで外出してるけど、そろそろカツラにもなれなければ。

ということで、予め買っておいたカツラを被ってみる。

実は、最初に買ったショートヘアのやつ、色が茶色過ぎて失敗したのよね。

練習がてらその茶毛のショートヘアヅラ被ってたら…なんか、誰かに似てる。
誰、これ？

あ・・・川端シェフだ！

うーむ、川端シェフブームはすでに去ってしまっているからなぁ。
ネタにはならんな、これは！

今の状況は顔の長い（でかい？）川端シェフな感じです。

抗癌剤中に仕事なんかまともに出来るか！

抗癌剤の治療を始めて最初に思ったのは

「抗癌剤中に仕事がデキる人はそんなに多くない！」という事。

始める前は主治医にも「仕事してる人もいるよ」と言われましたし、私も在宅しごとだから大丈夫だろうと思ってましたが…。

むりだろ、これ。

主婦の人とかも家事やりながらこれは絶対無理。
いや、実際はちゃんと仕事こなして家事こなしている人もいるんだから私も頑張るべきだとは思うんですが…。
まず、集中力が続かないです。
２０分がいいところです。

２０分～３０分ぐらい何かするとすごく疲れたり、急に眠くなったり、急にお腹いたくなったり、急に肌痒くなったり、急に頭いたくなったり…。

一つ一つの症状はたいした症状じゃなくて我慢できるものなのですが、いっぺんにイロイロ襲ってくるので副作用で辛いのと、精神的に不安になるので身動きが取れなくなります。

さっきまで元気だったのに急に具合が悪くなり、急に機嫌が悪くなり…なんだかやるせないです。

そういうのをちゃんとコントロールできれば、仕事やりながらでもこなせるのかな？

私は無理だわ。
ちょっとずつちょっとずつやるしか無いねぇ。

闘病したり休んだり

ずっと、どうしようかと思ってた。

ブログで闘病記書くべきかどうか（笑）

折しもなぜか同じタイミングで小林麻央さんがブログ始めたりなんかしてるとどうなんだよコレ？って感じです、ハイ。

2016年5月、乳癌の診断を受けて6月手術→8月抗癌剤で再発予防治療中です。

告知を受けたその時期はブログとかやってる暇というか、余裕がなかったです。

なんかもういろいろ必死すぎて自分で笑っちゃうくらいでした。

そして今も抗癌剤の副作用で右往左往してます。

他の方のブログを見たりしていろいろ知識を得て助けられたりしたので、私も少し助けになれればいいな、と思ってブログすることにしました。

かなりのレアケースを経験しているものと思いますので、そのレアケースにぶち当たった人の役にたてるといいな、と思ったりします。

ちなみに、病理結果とか聞いてません（笑）
聞いたからって治療方針が変わるわけじゃないしね。
右乳癌。
診断時の年齢４３歳。
ちなみに、独身（おひとりさま老後待ったなし）。
先生の発言からHER2陽性、エストロゲン陽性、いわゆる「トリプルボジティブ」であることは理解しています。
ステージは２Aかな？
腫瘍が２センチ以上で、リンパ転移なし。
部分切除で行けると言われましたが、考えた末全摘にしました。

現在は抗癌剤副作用で挫けそうになってるところです。
正直やめたい。
もうちょっと頑張るけど。

レアケースのイロイロ…
　●歯科矯正治療中に手術→抗癌剤治療突入
　●歯の歯根嚢胞抱えたまま抗癌剤突入（歯科医の診断は受けてます）
　●アレルギーで造影剤検査受けられない
　●無治療の早期閉経（３０代半ば頃には完全に閉経してましたが放置）

まぁ、他にも細かいことはいろいろあるんですが、ちまちま書いていこうと思います。